? GRASP-Japan:大型類人猿保全計画日本委員会:活動報告


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Report: Mar 2008

ウガラ地域の現況(2008年3月)

 チンパンジー分布域の東限にあたるウガラでは、近年、活発な人間活動に拍車がかかり、 チンパンジーだけでなく、貴重な動植物の減少が著しくなりつつあります。 その過酷な環境ゆえに、一時は無人化した原野も、新たな樹木の伐採、農耕地の開墾、 密猟、それらに伴う野火の発生などが頻繁に見られます。 これらの活動はいずれも違法行為であり、それを阻止するための本格的かつ火急な 監視体制の実現化を検討しています。


広大なウガラ盆地には、貴重で多彩な動植物が生息しています。


疎開林の斜面を一列になって移動するチンパンジー。


二人がかりで大きなノコギリを引き、伐採した木を板にしていきます。板は1枚4,000シリング、約400円で売られます。


チンパンジーにとって重要な川辺林を切り開いて作られた水田、かつては見られなかった光景です。


人間活動の活発化に伴い、野火が頻繁に発生するようになりました。

報告:伊谷原一 (GRASP-Japan理事、林原類人猿研究センター所長)